トリナ・ソーラー 1500V PVシステム化に対応した1500Vモジュール製品を発表
2017.05.31

2017年5月25日、太陽電池、ソリューション、サービスを提供する太陽光発電の統合企業のTrina Solar Limited(「トリナ・ソーラー」 または「当社」)の日本支社であるトリナ・ソーラー・ジャパン株式会社(「トリナ・ソーラー」は、直流電圧1500Vの太陽光発電システム向けのモジュールを同社製品セミナーにて発表しました。

トリナ・ソーラーがこれまでに市場に導入してきたフレームレス両面ガラスタイプの『DUOMAX』シリーズのモジュールは、発売当初から1500V仕様でしたが、低下するFIT価格に対応する設置コスト削減策として今後主流になって行くことが見込まれる直流電圧1500V仕様の太陽光発電所建設向けに、従来のフレームタイプの単結晶・多結晶の1500V仕様のモジュールをラインアップに加えました。

アメリカやインド、中東・南アフリカにおいては1500V PVシステムは既に導入が進んでおり、今後各国で採用が進む見込みです。日本でも1500V PVシステムの導入が始まっており、2017年後半から2018年にかけて導入が加速すると予想され、2020年には1MW以上のプロジェクトのうち90%を1500V PVシステムが占めると言われています。

日本においては、直流電圧1500Vに対応するパワーコンディショナの導入が他国に比べて遅れていたため、これまでは1000Vの発電システムが主流でしたが、最近の1500V対応機器の市場導入により、太陽電池モジュールも1500Vの使用が可能になりました。1500Vまで高電圧化が可能になったことで、太陽光モジュールの直列接続枚数を増やすことができ、結果、電力損失を減らしてシステム効率を向上させます。また、接続箱の台数や、送電ケーブル長を減らすことができるため、導入コスト、ランニングコストを低減させます。

今回、トリナ・ソーラーは、1500V対応製品として既に発売済みのフレームレス両面ガラスタイプの『DUOMAX』シリーズや『DUOMAX twin』に加え、従来のフレームタイプの60セルおよび72セルの1500V仕様の多結晶モジュール 『ALLMAX』や『TALLMAX』、単結晶モジュール 『ALLMAX M plus』や『TALLMAX M plus』の幅広いラインナップを発表しました。トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社Chen Ye 代表取締役社長は、「これらの製品は、アメリカ・ヨーロッパでは、既に大規模太陽光発電所に導入済みです。今後、日本でも大規模太陽光発電所開発では、今回ご紹介したモジュールが皆様のビジネスに大きく貢献できると信じています」と語りました。

■Trina Solar Limited (トリナ・ソーラー) について
トリナ・ソーラーは、太陽光モジュール、ソリューション、サービスを統合的に提供する太陽光発電トータルソリューションビジネスのグローバルリーダーです。1997年に太陽光システムインテグレーターとして設立以来、世界中の施工店、販売店、ディベロッパーなどのパートナーの皆様と共に、スマートエネルギーの推進に努めています。より詳しい情報は、www.trinasolar.comでご確認ください。

【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
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