トリナ・ソーラー Cast-mono(キャストモノ)基板を用いたn型i-TOPCon太陽電池セルで変換効率23.22%の変換効率の新記録を達成
2019.11.27

太陽電池モジュールとスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar(以下「トリナ・ソーラー」または同社)は、SKL PVST(トリナ・ソーラーの太陽光発電科学技術国家重点研究室)が量産化を目的とした高効率大面積擬似単結晶n型i-TOPCon(量産型Tunnel Oxide Passivated Contact)太陽電池セルで変換効率23.22%の世界記録を達成したことを発表しました。

 

今回世界記録を塗り替えたn型i-TOPCon両面受光セルは、リンをドープした大面積のCast-mono(キャストモノ)シリコン基板を用いて、低コストな量産プロセスである先進のi-TOPCon(量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)技術によって製造されました。この247.79cm2の両面受光セルは、表面の変換効率23.22%を達成しました。この記録は、ドイツの独立認定機関ISFH CalTeCによって確認されています。

 

「SKL PVSTの技術開発チームが最新の成果をご報告できることを大変嬉しく思います。これは、われわれが知る限り、大面積のCast-mono(キャストモノ)シリコン太陽電池セルの変換効率の世界新記録です。この 優れた研究開発の成果は、当社がお客様に新しい差別化された高性能PVモジュールとソリューションをお届けするためのきょうこな基盤を築くものです。」とSKL PVSTの所長 馮 志強 博士 (Dr. Zhiqiang Feng)はコメントしました。

 

SKL PVST(トリナ・ソーラーの太陽光発電科学技術国家重点研究室)

 

 

▽ Trina Solar (トリナ・ソーラー) について

1997年に設立されたトリナ・ソーラーは、太陽光発電とスマートエネルギーのトータルソリューションで世界を牽引するグローバル企業です。太陽光発電製品の研究開発、製造、販売、および、太陽光発電所の開発、O&M、スマートマイクログリッドとマルチエネルギー補完システムの開発と販売、および、エネルギークラウドプラットフォームの運用のビジネスを展開しています。

2018年にはエネルギーのIoT(モノのエネルギーインターネット)ブランドを立ち上げ、世界のトップ企業や研究機関と共同で、トリナエネルギーIoT産業開発同盟と新エネルギーIoT産業イノベーションセンターを設立しました。当社は、スマートエネルギーのグローバルリーダーになるべく全力を注いでいます。

詳細については、http://www.trinasolar.com/jpをご覧ください。

 

【本件に関するお問合せ】

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)

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